Mission | 研究室の理念
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「モノ」に知性を宿す回路は,現代の文脈において,如何に構築可能か?
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明治大学 理工学部 建築学科 構法計画研究室は,上記を基本的な問いとして設定し,研究活動を進めています。
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About | 研究室の概要
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本研究室は,門脇耕三が主宰する,建築構法計画研究を主たる活動とする研究室です.ただし,「構法計画」といっても,狭義の構法計画,すなわち建築計画学の一分野としての構法計画のみを扱うわけではありません。
「建築」とは,空間と環境の創造にまつわるあらゆる行為全体を指す語ですが,その中には,建築を通じて哲学的命題や科学的真理などを探求することも含まれます。そして,その探求の結果は,あくまで物理的実体としての建物によって媒介される必要があります。すなわち建物は,この豊かな創造的行為と,創造にまつわる「知」を記録する媒体であると考えることができるわけですが,本研究室は,建物の物理的実体についての研究と,建築的な実践を通じて,建物が記録した/記録しうる知を,社会と広く共有するための方法論を追求することを研究上の目標とします。また建築的な創造と知は,人間の精神的な活動ばかりではなく,身体的な活動にも深く根差すものですが,本研究室は,建築的な創造に対して精神的にも身体的にも/理論的にも実践的にもアプローチできる人材を育む「学び」を創造することを教育上の目標とします。
なお,本研究室では,「研究」活動それ自体も「真理や新たな事実を追求する一連の過程」という本来の意味に立ち返って進めていきます。したがって,本研究室では,調査や実験に基づき論文を執筆することに加えて,建築設計・技術開発・様々な分野の専門家との対話など,建築の新たな地平を切り開くためのあらゆる活動を展開していきます。
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Activities | 研究室の活動
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研究室の構成員それぞれの主体的判断に基づき,個人やフレキシブルなチーミングによる活動を行っています.
学位取得のための研究などは,基本的に個人研究として進めます.テーマは,各人の問題意識に基づきながら,研究室の構成員全員で議論を行い決定していきます.他の人とは交換不可能な,自分固有のテーマを,多くの人と共有可能な問題として育て上げることが研究室の基本姿勢となっています.研究の進め方のイメージは,構成員がまとめた研究室のnoteの記事がわかりやすいです.
研究室全体としては,下記の活動を定期的に行います.本研究室では構成員間のフェアな関係構築を目指しており,運営や活動の内容はすべて研究室会議で決定します。
1) 研究室会議
週に1回程度,研究室の構成員全員が参加する研究室会議を開催し,各構成員の活動,研究室の運営,プロジェクトの進捗などについての報告と議論を行います.また,年に2回程度,研究室会議を発展させたかたちでの研究室合宿を行います.例年春学期に実施している春合宿は,隣接異分野の研究室と合同で開催しています.
2) プロジェクト
最新の課題を発見し,これを解決するため,研究室の構成員が参加するチームにより,自主研究・建築設計・技術開発・社会支援・コンサルティング・キュレーションなどの実践を,随時「プロジェクト」として実施します.研究室発足(2012年4月)以降のプロジェクトの一覧は,こちらよりご覧いただけます.
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Contacts | 研究室への問い合わせ
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研究内容の照会や,研究・調査の委託依頼,大学院入試等による研究室入室についてのご質問などがある場合は,こちらの連絡先をご参照の上,お問い合わせください.
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